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応募率が3倍に!エントリーボタンの配置がカギ

目次

はじめに

「採用サイトに訪問はあるのに、応募につながらない」——そんな悩みを抱える企業は少なくありません。特に中小企業や地方企業では、せっかくアクセスを獲得しても応募という“最終アクション”に至らないケースが目立ちます。

実はその原因の多くは、驚くほど単純。エントリーボタンの配置に問題があるだけ、ということが多いのです。

この記事では、ホームページ CV率 上げる方法として、「エントリーボタンの配置設計」に着目し、具体的な改善策と成功事例を交えて解説していきます。

なぜボタン1つで応募率が変わるのか?

1. 人は「見える場所」にしか反応できない

どんなに優れた採用メッセージが書かれていても、応募ボタンが目に入らなければ、求職者は応募できません。特にスマホ閲覧が中心となった今、「スクロールしないと現れないボタン」は機会損失につながります。

2. CV率は“設計”で操作できる

ボタンの位置・数・デザイン——これらはすべて設計で調整可能な要素です。つまり、ページ内容を大幅に変えなくても、ボタン配置を変えるだけでCV率が2〜3倍に跳ね上がることも珍しくありません。

ホームページ CV率 上げる方法:5つの配置ポイント

1. ファーストビューに「エントリーボタン」を

ページを開いて最初に見える範囲(ファーストビュー)に応募ボタンがあるかどうかで、応募率は大きく変わります。

「応募する」「今すぐエントリー」など明確なアクション誘導を、視認性の高い色や配置で設置しましょう。

2. 各セクションの終わりにボタンを設置

「仕事内容」「社員の声」「制度紹介」などのセクションごとに、小さなCTA(Call To Action)としてボタンを設置しましょう。

コンテンツを読み終えたタイミングは、モチベーションが高まる瞬間。その流れの中で“自然に”エントリーできる導線を確保することが重要です。

3. ヘッダー固定で“常時見える”設計

ページをスクロールしても消えない、固定表示のエントリーボタンは効果絶大です。特にスマホ閲覧時は、指を動かす手間が減ることでCVが大きく伸びます。

スマホ表示では、画面下部に大きめのボタンを固定表示するのがベストです。

4. 色・大きさ・文言を最適化する

デザイン面でもCV率は左右されます。目立つが邪魔にならない色、クリックしやすいサイズ、具体的な行動を促す文言(例:「1分で簡単エントリー」)など、UI/UX視点で設計しましょう。

5. ページ途中の「迷い」を誘導で解消

求職者が「迷う」タイミングは必ずあります。よくある質問、社風、成長性などに不安を感じたとき、すぐ下に「詳しく話を聞いてみたい」「カジュアル面談はこちら」といった誘導ボタンを置くことで、離脱せず接点を持ち続けることができます

成功事例に学ぶ、エントリーボタンの威力

事例①:建設業A社(中途採用)

Before:ページ末に1つだけの応募ボタン
After:ファーストビュー+固定ヘッダー+各セクション末にボタン追加

結果:CV率が0.5%→1.5%(3倍)に上昇。

事例②:飲食業B社(アルバイト採用)

スマホでの応募が8割だったため、画面下部に「大きなエントリーボタン」を設置。さらに「30秒で完了」のコピーも追加。

応募完了率が2.2倍に向上。離脱率も減少。

事例③:IT企業C社(新卒採用)

社員紹介や制度紹介ページからの応募導線がなかったため、各ページ末に「この職種に応募する」ボタンを設置。

その結果、全体応募数が1.8倍になり、流入から応募への転換率が改善された。

設計だけでなく「心理」も理解する

1. ボタンを押す心理的ハードルとは?

「まだ迷っている」「情報が足りない」「他社と比較したい」——このような心理状態では、ボタンが目に入っても行動には至りません。

だからこそ、ボタンの文言や補足説明に「気軽さ」や「情報請求だけでもOK」といった安心感を添えることが有効です。

2. “押したくなる言葉”を使う

「応募する」よりも、「まずは話を聞いてみる」「気軽にエントリー」など、心理的負荷の少ない文言のほうがCV率は高まりやすい傾向にあります。

改善手順とチェックリスト

1. どのページに何個ボタンがあるかを洗い出す

・トップページ
・採用情報ページ
・職種別ページ
・インタビューページ

それぞれに応募導線が適切に設置されているかを確認します。

2. スマホでの表示を必ず確認

PCで見えていてもスマホでは埋もれていることが多々あります。必ず実機で表示と動作をチェックしましょう。

3. A/Bテストを実施する

ボタンの色や文言、配置場所によってCV率は変化します。Google Optimizeやヒートマップツールを活用し、最適な組み合わせを見つけましょう。

まとめ:応募率3倍の鍵は「押させ方」にある

「採用ページの中身は変えていないのに、応募数が増えた」——その裏には、ユーザー行動と心理に沿ったボタン設計があるのです。

今すぐ始められる改善策として、エントリーボタンの再配置と設計をぜひ試してみてください。

ホームページ CV率 上げる方法のなかで、最も即効性のある施策。それが“ボタン設計”です。

応募率3倍という成果も、決して夢ではありません。

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