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採用担当がCMSを使いこなすべき3つの理由

目次

はじめに:採用担当の“情報発信力”が問われる時代

採用活動の中心が、求人票からWebページやSNSへと移行している今、企業の“顔”となる採用ページの重要性はますます高まっています。

一方で、採用ページの更新を外注に頼りきってしまっている企業も少なくありません。その結果、更新が止まり、魅力が伝わらず、応募が減少するといった問題が起こります。

そこで注目されるのが、「CMS(コンテンツ管理システム)」の活用です。CMS とは 初心者向けに言えば、「誰でもWebページの編集・更新ができる仕組み」。WordPressなどが代表例です。

この記事では、採用担当者がCMSを使いこなすべき3つの理由を、実践的に解説します。

CMSを採用担当が使うべき理由①:応募数の改善に直結するから

1. 情報鮮度が応募意欲に直結

求職者が採用ページを見たときに、「何年も前の情報がそのまま掲載されている」と気づけば、不安を感じるのは当然です。

仕事内容、募集職種、社員の声など、採用に関わる情報は“今のもの”である必要があります。CMSを使えば、採用担当自身が思いついたその日に内容を更新・修正できます。

2. 応募導線の改善が即日できる

「エントリーボタンが下にありすぎて目立たない」「応募までの動線が長い」などの課題にも、CMSがあれば即対応できます。HTML編集不要のノーコードCMSであれば、テキストやボタン配置もドラッグ&ドロップで操作可能です。

3. キャンペーン・求人特設ページのスピード対応

急な募集や説明会の案内ページを作る場合、外部に依頼していたら1週間以上かかることもあります。CMSなら、採用担当が1時間で専用ページを作成・公開することも可能です。

CMSを採用担当が使うべき理由②:“伝えたい情報”をすぐに形にできるから

1. 現場からのリアルな声を即反映

社員インタビューや座談会の内容など、「この話、すぐにページに載せたい」と思ったとき、CMSが使えれば即反映できます。

外注ではどうしてもライターや制作会社の解釈が入ってしまいますが、担当者本人が文章を起こせば、“温度感”がそのまま伝わります

2. 採用ターゲットに合わせた出し分けが可能

CMSを使えば、エンジニア向け・営業向け・新卒向けなど、ターゲット別に最適化された採用ページを個別に展開することも簡単です。

WordPressならカテゴリー分けやタグ管理、カスタム投稿を使うことで、求職者の視点に合わせた情報構成が実現できます。

3. 画像・動画・PDFも自由に掲載できる

入社案内のPDF資料や会社紹介ムービーなど、メディアを活用したコンテンツも採用担当が自分で投稿可能になります。これにより、外部業者の手を借りずに表現の幅を広げられます。

CMSを採用担当が使うべき理由③:社内に“採用文化”が根付くから

1. 採用が「部門横断のチーム戦」になる

CMSを社内で使えるようになると、現場のメンバーや先輩社員にも「投稿してみませんか?」と声をかけやすくなります。

その結果、採用情報の更新が「人事だけの仕事」から「会社全体の発信活動」へと広がっていきます。

2. 社員の協力意識が高まる

「自分が登場する記事を家族に見せた」「あの記事から応募があった」──そんな経験を通じて、社員が採用に関心を持ち、協力してくれる土壌ができあがります。

3. 継続的に改善できるチームになる

CMSを活用して月に数回の更新ができるようになると、アクセス解析やヒートマップ分析をもとにPDCAが回せるようになります。

「なぜ応募が増えないのか?」という問いに、社内で仮説→検証→改善ができる採用チームは、圧倒的に強いのです。

WordPressを活用した採用担当者の成功事例

事例①:更新を外注から内製に切り替えて応募3倍

都内の中小企業では、WordPressによるCMS運用に切り替え、採用担当者自身が週2回の情報発信を行う体制に。3ヶ月で応募数が3倍に増加しました。

事例②:社員インタビューを自社制作→滞在時間2倍

人事と広報が共同でCMSを使い、現場社員への取材記事を内製化。文字数や表現を柔らかく調整できたことで、平均滞在時間が2倍に伸びました。

事例③:スマホ用ページ分岐でCV率向上

CMSの機能を活かし、スマホ専用レイアウトに対応した採用ページを作成。スマホ経由のCV(応募完了)率が1.7倍に向上しました。

まとめ:採用担当こそCMSを“武器”にすべき

これからの採用活動においては、「ただ求人票を出す」だけでは成果は上がりません。どれだけタイムリーに、深く、魅力的に発信できるかが問われます。

その中で、CMSを使いこなせる採用担当者は、企業の採用力を何倍にも高める存在となるでしょう。

CMS とは 初心者向けの理解から始めても、WordPressを使えば、すぐに情報発信の第一歩を踏み出せます。

外注に頼らない、スピードと質を備えた“採用広報の内製化”。それは、今日からでも実現可能なのです。

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