Knowledge基礎知識
Web制作の具体的なフローを解説|リリースまでの期間は?

「Web制作会社に依頼したいけれど、どのような流れで進んでいくのだろう?」
上記のような悩みをもつ方に向けて、具体的なフローを解説します。ただし、以下に解説するフローは一般的なものですので、企業によって異なります。
なお、弊社では、一貫対応のパッケージプランもありますので、ぜひそちらもご検討ください。
Web制作フロー①企画
まずは、制作にあたって企画を行います。
企画には、以下の内容が含まれます。
- 制作目的を明確にし、具体的な数値目標を設定
- 達成度を測定できる明確なゴールを定める
- ターゲットユーザーを詳細なペルソナとして設定
- 競合分析や市場調査
これらの情報をもとにWebサイトの明確なコンセプトを決定し、認識を共有します。
Web制作フロー②設計
企画が確定したら、設計に移ります。
Web制作の設計は多岐にわたり、要望によっても異なります。
大まかには、以下の流れで進みます。
- 要件定義
- 階層やサイト全体の構造を決定
- コンテンツの導線設計
- サイト設計図(サイトマップ)の作成
- コンテンツ設計
Web制作の良し悪しは設計で8割が決まると考えられています。重要なフェーズとして、十分な時間をかけて取り組みます。
Web制作フロー③デザイン
設計まで完了したら、次にデザインに移ります。
Webサイトのデザインは、感覚やセンスだけでなく、明確な目的とコンセプトに基づいて進めます。
具体的な流れは、以下のとおりです。
- デザインコンセプトを設計し、色使い、フォント、レイアウトなどの基本ルールを定める
- コンセプトに沿った画像やテキストなどの素材を準備
- デザインカンプを制作
ビジュアルの印象や機能面での実現可能性を確認しながら、クオリティの高いデザインを実現していきます。
Web制作フロー④実装
Webサイトの実装は、フロントエンドとバックエンドの2つの領域で構成されています。
フロントエンドでは、HTML、CSS、JavaScript、PHP等を使用してデザインの視覚化と動作を実現し、バックエンドではサーバーサイドのプログラミングやシステム構築を行います。
また、サーバー設定とドメイン設定も重要な作業です。
実装後は、様々なブラウザや端末での表示確認、機能テスト、セキュリティチェックなど、綿密なテストを行い、問題点の修正を重ねて完成度を高めていきます。
ここまでで問題がなければ、無事にリリースされます。
なお、企画からリリースまでの期間は、要件や企業によっても異なりますが、平均で4ヶ月程度です。
Web制作で重要な運用も忘れずに
Web制作では、リリース後の運用も大切な要素です。
ドメインやサーバーの移管、更新、保守、定期的な修正作業なども行わなければいけません。
さらに、せっかくのWebサイトを活かすためのコンテンツSEOなども実施する必要があります。
ですので、Web制作会社に依頼する際には、これらの運用までサポートしているかどうかも確認しておくと良いでしょう。
弊社では、これらを一貫して対応するパッケージプランを用意しております。
「すべて丸投げしてお願いしたい」
という場合には、ぜひご相談ください。