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検索に出てこない自作サイトの真実

目次

はじめに:なぜ自作サイトは検索で見つからないのか?

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ホームページを自作して3ヶ月。見た目も機能も満足しているのに、検索しても出てこない――。

こうした悩みは非常に多く、特に無料ツールやテンプレートを使って制作したケースに顕著です。

「検索に出ない=存在しない」と言っても過言ではありません。

この記事では、自作サイトが検索結果に表示されない理由とその対策について、技術的・構造的・運用的な観点から具体的に解説します。

検索に出てこないサイトの特徴

インデックス登録されていない

最も多い原因が、Googleにサイトが登録(インデックス)されていないことです。

自作サイトでは、Search Consoleへの登録を忘れているケースが頻発します。

登録されていなければ、いくら更新しても検索には出てきません。

noindexタグが残っている

制作ツールやテーマによっては、初期設定で「検索エンジンに表示させない」設定(noindex)が入っています。

公開したつもりでも、Googleに「無視されている」可能性があるのです。

構造が検索エンジンに不向き

見た目はきれいでも、HTMLの構造がめちゃくちゃだったり、JavaScriptで全体を組んでいたりすると、Googleのクローラーが正しく認識できません。

特にヘッダーのh1タグやmeta情報が未設定な場合、「何のサイトか分からない」と判断される危険があります。

SEOの基礎が欠落している

タイトル・ディスクリプションが未設定

検索結果に出るには、ページごとに明確なタイトルと要約が必要です。

「ホーム」や「会社概要」など、意味のないタイトルではGoogleもユーザーもスルーしてしまいます。

画像にalt属性がない

画像に説明文(alt)を入れないと、Googleには“空白”として処理されます。

視覚的には情報があっても、検索エンジンには何も伝わっていないのです。

モバイル対応していない

現在、Googleはスマホ対応の有無を重要視しています。

表示崩れや読みづらさがあれば、評価は下がり、検索順位も伸びません。

コンテンツ不足と更新頻度の低さ

テキスト量が極端に少ない

画像やバナー中心のサイトは、検索エンジンにとっては“空っぽ”のページと見なされます。

最低でも各ページに300〜500文字の説明が必要です。

更新されていない

「3ヶ月前に公開したまま放置」では、Googleに価値あるサイトと判断されません。

検索に出るには、継続的な更新が重要です。

ブログ機能が活用されていない

せっかくWordPressやCMSを導入しても、記事が一つもないケースが多々あります。

ブログは、検索キーワードを拾って流入させる重要な手段です。

ドメインとサイトの信頼性問題

無料ドメインの信頼性

「◯◯.webnode.jp」や「◯◯.wixsite.com」などの無料ドメインは、検索上不利になりがちです。

信頼性が低く、Googleから「個人ブログ」扱いされてしまいます。

HTTPSでない(SSL未対応)

URLが「http://」になっていると、警告が出ることもあり、ユーザー・検索エンジンの双方から敬遠されます。

必ずSSL対応(https)にしましょう

サイトスピードが遅い

読み込み速度が遅いと、離脱率が上がり、検索順位にも影響します。

特に画像を圧縮せずに貼りすぎているケースが多いです。

対策:検索されるサイトに変えるには?

まずSearch Consoleに登録

Googleに「このサイトを見てください」と伝えるための第一歩です。

URL検査→インデックス登録リクエストで認識されやすくなります。

基本的なSEO設定を確認

  • タイトル・ディスクリプションの明確化
  • 見出しタグ(h1~h3)の整理
  • alt属性・パンくずリストの設定

モバイル・表示速度の最適化

GoogleのPageSpeed Insightsでサイトを診断し、改善項目を確認しましょう。

スマホからの見え方も必ずテストしておく必要があります。

コンテンツを増やす

ブログ機能を活用して、ターゲットユーザーが検索しそうなテーマで記事を投稿しましょう。

たとえば「地域名+サービス名」「お悩み系キーワード」など。

ドメインを独自化する

信頼性向上とブランディングのためにも、「.com」「.jp」などの独自ドメインを取得しましょう。

企業や事業として運営するなら必須です。

実例紹介:自作サイト→改善後にPV10倍

構造を改善してインデックスされるように

公開から半年間、検索に出なかったサイトが、Search Console登録とSEO対策を行ったことで、1ヶ月後には検索経由の流入がスタート。

スマホ対応で直帰率が大幅に改善

以前は画面が崩れて読みにくかったが、レスポンシブ化によって直帰率が70%→42%に改善。

Googleも「モバイル対応サイト」として評価し始めた。

ブログ活用で問い合わせが増加

「〇〇市 ホームページ制作」で検索1位を取れたのは、地域特化のブログを継続した結果。

検索流入→お問い合わせという導線が確立された。

まとめ:自作だからこそ「検索対策」が命

自作サイトが検索に出ない理由は、“Googleに無視されている構造”や“初歩的な設定ミス”にあることがほとんどです。

検索に出なければ、どれだけ頑張っても誰にも見られません。

最低限のSEO対策、モバイル最適化、構造の整理――。

これらを押さえれば、自作でも十分に検索上位を狙うことが可能です。

「見られるサイト」に変えて、成果を生むホームページへと育てましょう。

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